【4月24日 MODE PRESS】東京・南青山に25日、メンズセレクトショップ「レショップ(L'echoppe)」がオープンする。ファッションウェア・ファッション雑貨など全70ブランドのアイテムを取り扱い、うち一部は同店でのみで販売されるエクスクルーシブブランド、アイテムとなる。中でも注目すべきは、地下一階にオープンした「資生堂メン(SHISEIDO MEN)」のショップインショップだ。同ブランドのセレクショップ出店は今回が初めてとなる。

■セレクトショップ進出の経緯

 出店の経緯について「SHISEIDO」ブランドユニットイノベーショングループの倉本直志氏は「昨年から資生堂メンに関しては、化粧品の枠を超えて、ライフスタイルの提案をやっていくべきだという流れがあった」とコメント。その取り組みの一環で、昨年ファッションイベント「VERSUS TOKYO」に協賛企業として参加したところ、「レショップ」を運営するベイクルーズの関係者がブースを訪れたことから、今回の出店に至ったという。

 倉本氏はまた、「このショップはファッションが大好きな男性をターゲットとしているので、古着やモードなど色々なファッションを経験されてきた方が多いと思う。好きなブランドで全身コーディネートしている方にもワンポイントで付け加えたり着られることをコンセプトにこのショップは作られているので、同じ考え方で資生堂メンの商品も使ってほしいと考え、今回のショップオープンにいたった」と話した。

■「売ってみたいと素直に感じた」ベイクルーズ和田氏

 ベイクルーズ(BAYCREW'S)の取締役 CMOの和田健氏は、ショップのコンセプトについて「フランスにはエピスリーというお総菜屋さんがあって、彼らは人々のおなかを満たすことを考えながら今日のおかずをセレクトしている。それを洋服屋として考えたらどういう風になるだろうと思った」と説明。

 またアパレルのセレクトショップに資生堂メンをオープンさせた経緯については「資生堂メンは『挑戦する男』を謳っているが、それはまさしく当社とも共通する点。化粧品は海外のものを使う人も多く、自分も今まではそうだったが、資生堂メンの商品を使ってみて素晴らしいと感じた。実際今でも使用している。何で自分は今まで気づかなかったのか、これを売ることはできないのかと素直に感じた。それが自分たちの挑戦にもなると思った」と説明。また今後については「実際に商品を並べてみて素晴らしい空間になったと感じた。ただ、もちろんビジネスなので、これからこの世界観をどう売り出していくかは今後の課題になる」と語った。

■店舗概要
レショップ
住所:東京都港区南青山5-5-4
電話:03-5778-3522 

■関連情報
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