【4月20日 AFP】1939年制作の映画『風と共に去りぬ(Gone With the Wind)』で、主人公スカーレット・オハラ(Scarlett O'Hara)を演じたヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh)が着用したグレーと黒のドレスが18日、競売に掛けられ、13万7000ドル(約1630万円)で落札された。

 米競売会社ヘリテージ・オークションズ(Heritage Auctions)によると、入札開始価格は6万ドル(約710万円)で、落札額は2倍以上に跳ね上がった。

 米カリフォルニア(California)州ビバリーヒルズ(Beverly Hills)で行われた競売には、ユニバーサル・スタジオ(Universal Studios)のメーキャップアーティストだったジェームズ・タンブリン(James Tumblin)氏が収集した『風と共に去りぬ』ゆかりの品およそ150点が出品された。

 映画冒頭のピクニックのシーンで登場したスカーレットの緑色のリボン付き麦わら帽子は5万2500ドル(約620万円)、スカーレットのブラウスは3万2500ドル(約390万円)、クラーク・ゲーブル(Clark Gable)演じるレット・バトラー(Rhett Butler)のグレーのスーツは5万5000ドル(約650万円)でそれぞれ落札された。(c)AFP