【3月24日 MODE PRESS】「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」が廃止され、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」に統合されることが明らかになった。

 より手の届きやすいアイテムを消費者に提供するべく、2001年にロバート・ダフィ(Robert Duffy)ととも「マーク BY マーク ジェイコブス」を立ち上げたマークは「ある意味では、最初から始めるということです。私とロバートの意図は、マーク BY マーク ジェイコブスを始めた頃と変わりありません」と語った。

「私たちはファッションが異なる価格帯で存在できるはずだと思ったのです。30ドルのサンダルがあったり、手ごろな価格のTシャツがあったりというようにです。それぞれ異なるタイプの服にも、誠実さと品位を込められるはずだと信じてやってきました。私は今、15年間作ってきたカシミアとシルクのスウェットパーカに、アディダスのトラックパンツ、アメリカン・アパレルのコットンシャツを着てここに座っています。上の階にはプラダのファーコートもあります。自分を消費者として見たとき、普段の生活ではアメリカン・アパレルやアディダス、マーク ジェイコブス、プラダまですべて着ることを知っています。私はこのように価格が高いものや低いもの、豪華なものや質素なものを組み合わせて着るのが好きです。日常的なものと非日常的なもののコントラストが好きなんです」


 「マーク BY マーク ジェイコブス」の再吸収に伴い、クリエイティブ・ディレクターの一人、ケイティ・ヒリエー(Katie Hillier)はブランドとともに残るのではないかとされている。また、ルエラ・バートリー(Luella Bartley)の今後については明らかにされていない。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS