【1月19日 MODE PRESS】デンマークのライフスタイルブランド「スカーゲン(SKAGEN)」がマンダリン オリエンタル 東京で2月14日まで、インスタレーション作品「Where Horizons Meet」を展示している。

 デンマークの最北端、バルト海と北海がぶつかる場所に位置する漁業の町スカーゲンにインスピレーションを得て設立された同ブランドは、ウォッチをメインにシンプルで機能的なジュエリーやレザーグッズ等を展開している。現在国内の取り扱いはウォッチのみだが、インスタレーション会場では全カテゴリーを網羅したフルラインナップを公開しており、ジュエリーなど一部の最新コレクションはその場で購入できる。内装はロンドンやニューヨークの「スカーゲン」旗艦店を手がけた建築企業「UXUS」が手がけ、会場にはブランドの世界観やインスピレーション源を表現する家具や雑貨なども展示されている。

 「スカーゲン」のジェニファー・プリチャード(Jennifer Pritchard)社長は世界に先がけ日本で今回のインスタレーションを開催したことについて、「デンマークと日本の文化は、デザインを尊ぶ姿勢や、機能性を重視する点、価値観などが共通していると考えています。スカーゲンは、honesty(率直さ)、intentional(デザインに対して意識的であること)、accessible(手が届きやすい商品であること)、warmth(温かみがあること)、inspired(インスピレーションを与えること)という5つのコアバリューを軸にしています。これらの価値観は、デザインの良さや品質の高さを重視する日本の文化にも共通していると考えています。今回のインスタレーションはブランドのエッセンスをぎゅっと凝縮した形で表現でき、非常に素晴らしいものになったと感じています」と語った。

 また今後は日本でのブランド展開により一層力を入れていくという。「私たちのブランドにとって日本のマーケットは非常に重要です。今年はフラッグシップショップやショップインショップのオープンや、日本語版ウェブサイトの開設も計画しています。こうした多面的な販路やオンラインでの繋がりを通して、私たちのブランドストーリーや活動について、より多くの消費者の方々に直接訴えかけていきたいと考えています」

■関連情報
・スカーゲン 公式HP:http://www.skagen.com/
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