【11月25日 MODE PRESS】「シャネル(CHANEL)」がモデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)と歌手のファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)を起用したムービーのショートバージョンを公開した。

 ムービーは、オーストリア・ザルツブルクで開催されるメティエダール(Metiers d’Art)コレクションのために制作されたもので、フルバージョンは12月1日に公開される予定。監督を務めたデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)は、「ポップアートの要素を盛り込みました。今回のムービーには歴史を復元するといったような重たい意味合いはありません。軽くて楽しい作品です」と語った。

 ファレルは今回サウンドトラックも手がけており、カーラとデュエットを果たしている。カールはファレルについて、「ファレルは一緒に働きやすい相手でした。プロ意識が強く、非常に楽しい人です」とコメント。またカーラについても、「彼女は長い間歌に挑戦してみたいと思っていたようです。彼女にとって最初に組む相手がファレルで悪いことはありませんよね」と語った。

 当のカーラも、ファレルから2人のためのデュエットを書いたという電話がかかってきたときは非常に興奮したと言い、「とても嬉しかったです。電話で彼に向って叫んでしまいました」と語った。

 ムービーは、ブランドの創設者であるガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)が1954年にオーストリアのリゾート地に滞在した際、ホテルマンが着用していた紳士用ジャケットにヒントを得てデザインしたシャネルジャケットの軌跡を辿る内容になっている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS