【10月22日 MODE PRESS】今月10日、エリザベス英女王(Queen Elizabeth II)から名誉大英勲章を授与された米女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)。ロンドン(London)のバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)で行われた受勲式でアンジーが着用した、淡いグレーのウールクレープ素材のぺプラムジャケットとペンシルスカートをデザインしたのは、2007年にタマラ・ラルフ(Tamara Ralph)とマイケル・ルッソ(Michael Russo)が創業したロンドンを拠点とするブランド「ラルフ&ルッソ(Ralph & Russo)」だ。

 アンジーはこれまで取り組んできた性暴力撲滅運動が認められ、「聖マイケル・聖ジョージ勲章・名誉大英勲章第一位(Honorary Dame Grand Cross of the Most Distinguished Order of St Michael and St George)」を受章。その「重要な」場で着用する服を任された「ラルフ&ルッソ」のデザイナー陣は非常に興奮していたという。

 タマラは「アンジェリーナから、これほど重要で意義深い式典のための服作りを任されたことは、本当に光栄でした。『ラルフ&ルッソ』は英国のオートクチュールブランドですので、バッキンガム宮殿に着ていく服にわれわれのブランドを選んだのもうなずけます。あの淡いグレーのウールクレープスーツは、式典の場にまさにふさわしいものになったと思います。シンプルでエレガント、かつ洗練されていました」

 式には、夫である俳優のブラッド・ピット(Brad Pitt)をはじめ、マドックス(Maddox)君(13)、パックス(Pax)君(10)、ザハラ(Zahara)ちゃん(9)、シャイロ(Shiloh)ちゃん(8)、6歳の双子のノックス(Knox)君とヴィヴィアン(Vivienne)ちゃんという6人の子ども出席。一家そろって式典にふさわしく、ドレスアップした姿で登場した。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS