【8月20日 MODE PRESS WATCH】第67回カンヌ国際映画祭でオープニング作品として上映され、世界中から注目を浴びた映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』がいよいよ10月18日、全国ロードショーを迎える。

■ストーリー

 1956年のモナコ大公レーニエ3世(Prince Rainier III)との結婚から6年を経てもモナコ宮殿のしきたりになじめずにいたグレース・ケリー。名映画監督アルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)からハリウッド復帰の話を持ちかけられ、心が揺らいでいたとき、夫のレーニエが最大の危機に直面する。フランスのシャルル・ド・ゴール(Charles de Gaulle)大統領が過酷な課税をモナコに強要、承諾しなければ「モナコをフランス領にする」という声明を発表したのだ。

 愛する家族と自分のために覚悟を決めたグレースは、外交儀礼の特訓を受けて、完璧な公妃の『役作り』に励み、ド・ゴールを含む各国の指導者を招いた『舞台』で一世一代の大芝居に打って出る。一国の運命を握る場でグレースが語ったこととは・・・?

■キャストとファッションに注目

 グレース・ケリーを演じるのは、アカデミー賞女優のニコール・キッドマン(Nicole Kidman)。ニコールは葛藤、孤独、後悔を抱えながら決断を下したグレースを見事に演じ切った。また、劇中で彼女が着用している数々のアイテムにも注目が集まる。グレースが1956年に着用した「ランバン(Lanvin)」のドレスを元に作られた衣装や、「カルティエ(Cartier)」が復元したグレースのティアラやネックレス、1000を超えるスワロフスキーエレメンツを使用した舞踏会用ドレス、「メゾン・ファーブル(MAISON FABRE)」のグローブなど、当時のスタイルをディテールの細部に至るまで再現している。

■ニコール着用のドレスが日本に!

 映画の公開に先がけ、西武渋谷店B館1Fではニコールが実際に着用した衣装3点を展示。船上パーティーのシーンで着用したゴールドのきらびやかなドレスや、60年代を象徴するコートカット、スワロフスキーのクリスタルが散りばめられたドレスを実際に見ることができる(9月8日まで)。

■映画情報
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
10月より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー

■関連情報
・グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 公式HP:http://grace-of-monaco.gaga.ne.jp/
・西武渋谷店 公式HP:https://www2.seibu.jp/shibuya/
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