【8月5日 Relaxnews】花嫁にとって最重要アイテムとも言えるウエディングドレスの変遷を追った展覧会「サムシング・ブルー(Something Blue)」が、英マンチェスター(Manchester)のザ・ギャラリー・オブ・コスチューム(The Gallery of Costume)で15日まで開催されている。

 1914年から2014年までの英国のブライダルファッションを探求した展覧会では、クラシックなものから珍しいデザインのものまで、18着を展示。戦時中の1940年代に作られたパラシュートシルクのドレスや、1960年代のコンテンポラリースーツや丈の短いドレス、90年代に流行したカラードレスなども展示されている。中には、工場で働いていた女性が着用したドレスや英国海軍(Royal Navy)の大尉の花嫁が着たドレス、空軍に所属していた女性が着たドレスなども展示されている。それぞれのドレスには、花嫁のポートレートとそのドレスの歴史も一緒に添えられている。

 現在、ロンドン(London)のヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum、V&A)でも、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)やクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)やヴェラ・ウォン(Vera Wang)などのデザインを通して、過去2世紀にわたるウェディングドレスの変遷を振り返る展覧会「ウエディングドレス 1775-2014(Wedding Dresses 1775-2014)」が開催されている。(c)Relaxnews/AFPBB News