【7月29日 AFP】「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」や「ジバンシィ(Givenchy)」などを傘下に置く仏「LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ(LVMH)」は24日、今年上半期(1月~6月)の純利益は前年同期比4%減の15億1000万ユーロ(約2070億円)だったと発表した。

 米ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズ(Dow Jones Newswires)の調査によるアナリスト予測の平均16億4000万ユーロ(約2240億円)を下回った。LVMHは「為替による損失が大きかった」と説明した。

 特に打撃を受けたのは、服、レザーグッズ、時計、ジュエリーの部門。ただし、売上高は前年同期比3%増の140億ユーロ(約1兆9000億円)を記録。服とレザー小物の売り上げが牽引したという。

 この結果を受け25日のLVMHの株価は急落。終値で前日比6.8%安の131.65ユーロとなった。(c)AFP