【7月17日 MODE PRESS WATCH】ザ・ウールマーク・カンパニー(The Woolmark Company)が8日、フランス・パリ(Paris)のシャングリラホテルでインターナショナル・ウールマーク・プライズ(International Woolmark Prize)のヨーロッパ地区大会を開催した。デンマークのアスガー・ユエル・ラーセン(Asgar Juel Larsen)とドイツのオーガスティン・テボール(Augustin Teboul)が、それぞれメンズウェア部門とウィメンズウェア部門で優勝を果たした。

 インターナショナル・ウールマーク・プライズは、メリノウールを活用し卓越したデザインを行う新進デザイナーに贈られる賞。「エルメス(HERMES)」メンズ部門のアーティスティック・ディレクター、ヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)や仏ヴォーグ(Vogue)のエマニュエル・アルト (Emmanuelle Alt)編集長らがヨーロッパ地区大会の審査員を務めた。

 アスガー・ユエル・ラーセンは、発表後「ヨーロッパ地区大会に優勝でき、心からほっとするとともに嬉しく思います」とコメント。オーガスティン・テボールは、「高い地位にいる審査員に直接会えた経験はとても貴重なこと。参加できたことを誇りに思う」と語った。メンズウェア部門は来年1月に英・ロンドン(London)で、ウィメンズウェア部門は来年3月に中国・北京でファイナル大会が行われ、ファイナル優勝者が発表される。(c)MODE PRESS