【10月23日 MODE PRESS WATCH】「A.P.C.(アーペーセー)」の創設者でクリエイティブ・ディレクターのジャン・トゥイトゥ(Jean TOUITOU)とデザイナーのジェシカ・オグデン(Jessica Ogden)による共同プロジェクト「A.P.C. QUILTS(アーペーセーキルト)」が東京・新宿にある伊勢丹にポップアップショップをオープンした。

 これまでヴィンテージキルトや刺繍などを用いた、温もりのある服作りで高く評価されてきたジェシカだが、ジャンと本プロジェクトを立ち上げるに至った経緯は、ごく自然な流れだったと振り返る。

「もともとジャンのお母さんが、キルトを製作していたということもあり、A.P.C.では以前から素材として多くのキルトを使った服作りをしてきています。今回は、これまでA.P.C.で発表してきた生地を使って、インドで製品をつくっています。今回特に注目してほしいのは、猫モチーフのアイテムです。私が猫好きなこともあり、クッションやiPhoneケース、スモールオブジェなどを作りました。ほかにも、フレームに入った1点モノのキルト作品などがあります。これは、1つ1つにナンバリングがされていて、この世に2つとないものです。本プロジェクトでは、さまざまな表情のキルトを楽しんでもらえればうれしいです」と本プロジェクトについて語った。

 会期は29日まで。伊勢丹新宿店2階=センターパーク/ザ・ステージ2にて開催中。(c)MODE PRESS