【1月25日 MODE PRESS】21日に米ワシントンで行われた大統領就任式でのバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領一家のスタイルがファッション業界で好評を得ている。

 オバマ大統領にとって2度目の就任式のこの日、ミシェル夫人(Michelle Obama)は「トム・ブラウン(Thom Browne)」のネイビーのチェック柄コートに「ジェイ・クルー(J.Crew)」のベルトをプラスしたスタイルで登場。長女のマリア(Malia)ちゃんはエレクトリック・ブルーのドレスに「ジェイ・クルー」のプラムカラーのコートを、次女のサーシャ(Sasha)ちゃん「ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade NEW YORK)」のドレスを着用し、姉妹で“パープル”でコーディネートした装いを披露した。

 パーソンズ美術大学ファッション科(Parsons The New School for Design)のサイモン・コリンズ(Simon Collins)学部長は「オバマ夫妻はスタイリッシュなカップルですし、子どもたちも素晴らしい着こなしです。あのような式典で人々はダークカラーを選びがちです。一家は、ドレスアップして自信を持つということの良さを示していました。アメリカ国民はもちろん、世界中の人々にとって素晴らしいお手本です」とコメント。

 さらに、ケイト・スペード・ニューヨークのデボラ・ロイド(Deborah Lloyd)クリエイティブ・ディレクターは「サーシャ・オバマさんが我々のブランドを選んでくれて非常に光栄です。サーシャさんはブランドの若々しく楽天的でカラフルなスピリットを体現しています。この歴史的瞬間の一員となれたことを誇りに思います」と喜びを語った。

 また、ジェイ・クルーのジェナ・ライオンズ(Jenna Lyons)クリエイティブ・ディレクターも「一家のセンスの発展をみられるのは素晴らしいことです。個人的に、私はミシェル夫人のスタイルが大好きです。夫人はクリーンで仕立ての良い服がとても良く似合います。とてもエレガントなチョイスだと思います」とコメントを寄せた。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS