【2月17日 MODE PRESS】“都市における食のあり方”に取り組む「食育丸の内」プロジェクトの第7弾目となる「シェフズランチ企画」が2月20日から開始する。有名シェフのランチが1000円で食べられることで人気の同プロジェクトは今回、東北エリアの食を応援する「Rebirth 東北フードプロジェクト」とコラボレーションし、宮城県の食材にフォーカスした『はらくっつい 宮城食堂』をオープンする。“まんぷく”を意味する宮城県の方言“はらくっつい”がキーワードとなるおいしい企画がいよいよ始まる。

 これまで丸の内のシェフのみがプロデュースしてきた「シェフズランチ企画」が、今回東北の食ブランドの再生を応援する。これまでと同様に丸の内のシェフ2名が参加するほか、宮城県のシェフ3名も仲間入り。シェフ自らが現地に足を運んで食材を探し、その魅力を引き出すレシピを開発した。イタリアン、中華、フレンチと豊富なジャンルに加えて、各メニューにセットされるデザートまで存分にこだわりを発揮する。野菜や肉、魚、お米といった宮城のおいしい食材が楽しめる心と体にハッピーになれるレシピだ。

 完成したメニューは3種類。丸の内イタリアン「イル ギオットーネ」の笹島保弘(Yasuhiro Sasajima)シェフによる「漢方豚と仙台雪菜のラグーソースのスパゲッティ~ゆずの香り~」、中華「人人人(レンレンレン)」の中島武(Takeshi Nakajima)オーナーによる「宮城県産マーブルポークを使ったまっ黒な酢豚 トマトと卵のスープ付き」、宮城の赤間善久(Yoshihisa Akama)シェフ&佐藤和則(Kazunori Sato)シェフによるフレンチ「塩竈メバチマグロのタルタル仕立て、くるみとエスカルゴバター風味のクルトン添え」「真鱈のベーコン巻き サフラン風味のソース、蔵王里芋のコンフィを添え」が揃う。セットで付いてくるデザートは、仙台ロイヤルパークホテルの池田一之(Kazuyuki Ikeda)シェフが手がけた。

 開催に先駆けて1月に開かれた試食会では、参加シェフらによるトークショーが行なわれた。中華のメニューを開発した中島武オーナーは「さっぱりとして食べやすい“ふゆみずたんぼ米”とバランスの良いマーブルポークを使った酢豚のメニューを作りました。食材の消費量が多い東京で、たくさん食べて東北を支援しましょう!」と消費活動による支援を呼びかけた。同プロジェクトに賛同する「ミクニマルノウチ」の三國清三(Kiyomi Mikuni)シェフは、「今回、東北から食材だけでなくシェフも呼びました。地元の若手シェフに教えたり、逆に学んだり、料理人同士の絆も深めていきたいです」と語った。

【詳細情報】
『はらくっつい 宮城食堂』
開催期間:2月2日~3月4日のランチタイム(11:30~14:00)
場所:丸の内カフェease (丸ビル1階)
料金:税込1000円 ※サラダ、デザート(宮城米“ひとめぼれ”の米粉のポルポローネ)、ドリンク付

■第1週目:2月20日(月)~ 2月26日(日)
丸の内代表プレート 
「漢方豚と仙台雪菜のラグーソースのスパゲッティ~ゆずの香り~」
■第2週目:2月27日(月)~ 3月4日(日)
丸の内代表プレート 
「宮城県産マーブルポークを使ったまっ黒な酢豚 トマトと卵のスープ付き」
■第1週&第2週:2月20日(月)~ 3月4日(日)
東北代表プレート
「塩竈メバチマグロのタルタル仕立て、くるみとエスカルゴバター風味のクルトン添えと
真鱈のベーコン巻き サフラン風味のソース、蔵王里芋のコンフィを添えて」

【問い合わせ先】
03-5218-5100(丸の内コールセンター 11:00~21:00)
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