【7月2日 AFP】映画『欲望という名の電車(A Streetcar Named Desire)』(1951年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した俳優カール・マルデン(Karl Malden)さんが1日、ロサンゼルス(Los Angeles)の自宅で死去した。97歳だった。米映画芸術科学アカデミー協会(Academy of Motion Picture Arts and SciencesAMPAS)が同日、発表した。

 マルデンさんは、『欲望という名の電車』でマーロン・ブランド(Marlon Brando)やヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh)と共演し、強い印象を残した。1954年の『波止場(On The Waterfront)』でも同賞にノミネートを果たしている。

 1989年から92年までは、AMPASの会長も務めた。

 家族に見守られ息を引き取ったが、死因は公表されていない。(c)AFP