【9月13日 marie claire style】 小さい頃から毎年8月はノルマンディーで過ごしてきました。断崖で有名なエトルタの近くなのですが、他にも観光にうってつけの場所があります。カルヴァドス県の、ノルマンディー上陸作戦で有名なオマハ・ビーチからそれほど遠くないところに、シャトー・ラ・シュヌヴィエール(Château L aChenevière)という素晴らしいホテルがあり、今回はそこに滞在してきました。

 18世紀に建てられたこのシャトーは、最初は麻の栽培で栄え、その後は馬の飼育に利用されていたそうです。戦時中には占領されたものの、現在はこうして素晴らしいブティックホテルへと変身を遂げました。トワルドジュイのタペストリーが飾られた部屋で読書を楽しんだり、プールサイドでリラックスしたり、ガストロノミックなレストランで地元のチーズを楽しむのもおすすめですよ!

 フランスでバカンスを過ごすなら、ノルマンディー地方は理想的な場所だと思います。パリから飛び出したい時でもそれほど遠出をする必要はないし、太陽が照っていても暑すぎる気候ではありません。海の幸もふんだんに味わえるし、農村部では牛やリンゴの木々が牧歌的な雰囲気を醸し出していて、美しい風景が広がっています。

 カルヴァドス県の都市カーンの近くには第二次世界大戦にまつわる博物館や記念碑が数多く存在し、世界中から観光客が訪れます。ノルマンディー上陸作戦時のアメリカ軍の跡が残る砂浜も、一見の価値がありますよ!

 シャトー・ラ・シュヌヴィエールは5つ星のホテルですが、洗練されたリュクスを感じさせながらも控えめで、自然を存分に堪能できるところも素晴らしい。なぜ世界中の旅行者に愛され、名だたる有名ホテルと並び称されているのか、その理由がわかる気がします。ノルマンディーの天国と呼ぶにふさわしいこのホテルは、ギュスターヴ・フローベールの小説に出てきてもおかしくない佇まいですから! ノルマンディー地方に縁が深いフローベールは、かの有名な小説『ボヴァリー夫人』でもこの地を舞台にしています。 

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(c)marie claire style/photos: Pauline Darley