【8月1日 MODE PRESS】資生堂(SHISEIDO)は都内で記者会見を開き、2018年秋、世界88の国と地域で展開している「SHISEIDO」ブランドの新メイクアップ製品、全15品目124品種・用具6種を、世界各国で順次発売することを発表した。記事全文へ

【8月1日 MODE PRESS】資生堂(SHISEIDO)は都内で記者会見を開き、2018年秋、世界88の国と地域で展開している「SHISEIDO」ブランドの新メイクアップ製品、全15品目124品種・用具6種を、世界各国で順次発売することを発表した。今回新たに「SHISEIDO」グローバルアンバサダーに起用した女子フィギュアスケーターで平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(Alina Zagitova)選手も登壇した。

■新「SHISEIDOメイクアップ」発売の狙いは・・・

 資生堂グループの世界売上高は、2017年に1兆円超を達成し、順調に推移してきた。現在、2018~2020年度の中長期戦略「VISION 2020」の一環である「センター・オブ・エクセレンス(COE)」構想のもと、スキンケアは日本、メイクアップやデジタルは米国、フレグランスは欧州と、各カテゴリーでグローバルに影響力を持つ最先端のエリアで戦略立案・商品開発などをリードし、世界に通用する強いブランドを育成している。

 新「SHISEIDOメイクアップ」は、ニューヨークに拠点を置く「メイクアップCOE」による商品第一弾。テーマは「VISIBLE FEELS INVISIBLE」で、日本品質ならではのスキンケアのように軽いテクスチャーと、ニューヨーク発ならではのクリアで大胆な発色を兼ね備えた。もう一つの特徴は、テクスチャーごとの4つのカテゴライズ。「GELS(ジェル)」「DEWS(デュウ)」「INKS(インク)」「POWDERS(パウダー)」のカテゴリー分けで、目元、口元など使う場所を絞らずにアイテム展開をしていく。

■ザギトワ選手の感想は?

 グローバルアンバサダーに就任したザギトワは、7月28日に大阪市内で行われたアイスショー「THE ICE(ザ・アイス)2018」公演に出演した際、新「SHISEIDOメイクアップ」製品でメイクを受けた。これについて「使用感は非常によかった。水のような滑らかな素材は、化粧品を塗られた感じがしなかったが、鏡を見ると綺麗な発色だった」と感想を述べた。また、「いい化粧品を探すのにこれまで多くの時間と労力がかかっていた。グローバルアンバサダーになったことで化粧品を探す時間と労力が減る。より多く練習できるようになり、(起用に)感謝している」と続けた。今シーズンの目標について聞かれると、「金メダルは過去のこと。より自分の演技に磨きをかけ、完全にしていきたい」とコメントした。
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