【6月12日 MODE PRESS WATCH】1803年、パリで誕生した総合美容薬局「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」は、東京店に続いて国内2号店を京都にオープンした。記事全文へ

【6月12日 MODE PRESS WATCH】1803年、パリで誕生した総合美容薬局「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」は、東京店に続いて国内2号店を京都にオープンした。

 パリで愛され続けている「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」は、19世紀のパリをおもわせるパッケージデザインやブティックの内装の美しさが魅力のブランド。昨年4月に待望の日本初上陸を果たし、代官山に日本1号店となるブティックを展開している。調香師であり、創業者のジャン・ヴァンサン・ビュリー(Jean-Vincent Bully)の哲学を継承しながら、原料の持つ効果を最大限に引き出す製法で丁寧に製品をつくることにこだわっており、原料には厳選した世界各国の植物を使用し、積極的に現地の生産者のもとへも出向く。世界各地でナチュラルに栽培された草花を厳選し、フレグランスをはじめ、ボディケア、フェイスケア、オーラルケア用品を開発するほか、美容道具などを展開している。

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー京都店(c)OFFICINE UNIVERSELLE BULY

 新たにオープンした京都店は、日本の伝統に敬意を表すブティックデザインとなっており、直線的な梁が印象的な数寄屋造りの外観は、日本の茶室にインスパイアされた純和風な佇まいを聚楽壁、沓石、障子で表現。清廉さと和の心を感じさせる、日本の床の間のようなしつらえを演出している。内装は、一転して19世紀のフランスらしい空間を演出。同ブランドを象徴する重厚な薬局棚は、フランスの匠が楡やオークを伝統的技巧を駆使し手作業で仕上げており、当時を彷彿とさせる薬壺が配されている。ブティックの中心には、肌の悩みにあったオイル・スキンケアを対面式で提案するための大理石のカウンターを配し、17世紀のパリで流行した肖像画が、4メートルの高さを誇るブティックの天井に並べられている。その視線の先にある、ヴェルサイユ式の寄木細工の床も印象的な佇まいを演出している。

 今夏以降、「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」の植物オイルボトルのデザイン刷新や、パリのホテルクリヨンの客室に導入されているミニチュアサイズのビュリー製品をセットにしたトラベルキットの販売も予定されている。話題のお店に、ぜひいち早く足を運んで!

■店舗概要
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー京都店
住所:京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 1階
電話:075-286-3584
営業時間:11:00~20:00
店舗面積:約20坪

■関連情報
・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 
公式HP:www.buly1803.com
(c)MODE PRESS 

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