【3月26日 Parismodes.tv】仏パリで開催された18/19年秋冬コレクションで「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」が新作を発表した。

 仏パリ(Paris)のルーブル美術館(Musee du Louvre)を再び会場として使用。19世紀の由緒ある中庭クール・ルフュエル(Cour Lefuel)は一般にはよく知られておらず、馬が通過するために作られたという二つの大きな歩廊があり、非常に美しい。彫像が見下ろす会場には、スペースシャトルのフロアをキャットウォークとして使用。ニコラ・ジェスキエール(Nicholas Ghesquière)は「過去」で遊び、「未来」を再定義した。18年冬はブルジョワのテーラリングとスポーツウェアのタッチを融合させた。

 今回のコレクションはスカートとショルダーが特徴的。オープニングを飾った白黒のテーラードスカートがトーンを設定した。続いて登場したモデルたちは、プリーツ、ベルト、刺しゅう、ゴールドのボタン付きのスカートを身にまとった。トップスは、ショルダー周りにさまざまなテクスチャーを使用。スポーツウェアや宇宙服を思わせるバンドで遊ぶ。シャツとジャンパーの間を行くトップス。シックでエレガントなブラウスの上に着た黒いセーターの首元の素材にディテールが見られた。コルセットに変形したトップスの胴着は両側に動く。 しなやかな3色のドレスは、サイドに斜めのボタンがあり、ドレープで遊ぶ服も。イブニングタキシードは光沢を持たせ、コルセットには伸縮性のあるカラフルなベルトが取り付けられた。

 新しいLVロゴは近未来的で、トップスやドレスのバッジのようにも見える。シューズにはさまざまなテクスチャーの白いストラップが施された。配電盤の内部をモチーフにしているバッグにも注目したい。(c)Parismodes.tv