【11月9日 marie claire style】1979年、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。母は女優のゴールディ・ホーン。96年からテレビ出演するようになり、98年、『Desert Blue』で映画デビュー。翌年に公開された映画『200本のたばこ』では高い評価を受ける。2000年、キャメロン・クロウ監督作『あの頃ペニー・レインと』のペニー・レイン役の演技で、ゴールデン・グローブ賞をはじめとする数々の助演女優賞を受賞、世界的に注目される。その後、03年の『10日間で男を上手にフル方法』や06年『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』といったロマンティック・コメディ作品でもブレイク。07年、短編映画『Cutlass』では脚本と監督を務め、さらなる才能を発揮。また、シックな着こなしでファッション業界からも注目され、有名ファッション誌の表紙を飾っている。世界のファッションアイコン、ケイトの素顔に迫る。

 燦々と輝く太陽のような笑顔で周りをハッピーにしてくれる、女優のケイト・ハドソン。ハリウッドの大御所ゴールディ・ホーンを母に持ち、シリアスなドラマからラブコメまでジャンルを飛び越え、人気を獲得してきた実力派である。女優として華やかな世界で活躍するケイトだが、その一方で監督、作家、事業家としての一面も持つ。そんな彼女が今一番力を注いでいるプロジェクト、それはデザイナー、マイケル・コースが2013年に国連世界食糧計画(国連WFP)とスタートし、開始から5年目を迎える「WATCH HUNGER STOP(ウォッチ・ハンガー・ストップ)」のアンバサダーとしての活動である。

「この国連WFPの活動自体はすごくシンプルなものでありながら、とても深い意味を持っているの」。3年連続でキャンペーンのアンバサダーを務めるケイトは活動に対する情熱を語ってくれた。

「子供たちに食糧を供給するのはもちろん、子供たちに教育を施すことで、その家族も支援し、地域の経済を発展させることにも尽力しているの。この草の根的な活動によって、最終的には食糧危機に陥っている国々が自分たちの足でしっかりと立てるようにサポートすることが大切だと考えているわ。マイケルがこのウォッチ・ハンガー・ストップのキャンペーンに参加してくれないかと聞いてくれた時には、『もちろん!』と即答したの。実際にカンボジアを訪れる機会があって、現地の子供たちと触れ合うことで多くのインスピレーションを得ることができたし、この活動にもっと力を注ぎたいと思った。私たちの活動が状況を変えられると信じてるわ。この地球上に飢餓がなくなるその時をマイケルと共に見届けたいと思っているの」

 このウォッチ・ハンガー・ストップのキャンペーンでは、店頭で無料配布されるTシャツを着て撮影したセルフィーをハッシュタグ#WatchHungerStopと共にSNSへ投稿すると1ポストあたり50食(Tシャツ配布は終了)、キャンペーンアイテムであるアヴィエーターサングラス"ロン"のスペシャルエディションやスマートウォッチ「マイケル・コース"ソフィー"」の売り上げ毎に100食の学校給食が国連WFPを通じて提供される仕組みである。世界で最も厳しい生活をしている子供たちの生活改善を目指す、その高い志を持ったマイケルの印象を彼女は教えてくれた。「彼は友人であり、同志であり、価値観を共有できる仲間。才能とユーモアのセンスに溢れていて、周りにいる人たちを虜にしてしまうの。ずっと笑い続けていて、退屈する隙も与えてくれないの!」

 2児の母、事業家として息つく暇もないほど、様々なジャンルで活躍するケイト。女性という立場でエンターテインメント業界で活動することについて聞いてみると「歴史的にも長い期間、男性に支配されていた分野で女性の発言を聞き入れてもらうのは難しいと思う。でも成功した女性が他の女性に手を差し伸べ、その壁を突き破っていくことが必要なの。女性たちがこの質問をされない日がくることを心から願っているわ」そう答えてくれた。

 どんな壁であっても、類い稀な才能と努力で超えていくケイトに読者へのメッセージをお願いした。「あなたの人生にとって一番大切なもののスペースを確保しておくことが重要なの。私は自分の仕事を愛しているし、仕事が成功することによって報われることもあるけれど、自分にとって究極に大切なもの、それは子供たち、家族、友達、そしてマイホームなの。あなたがどんな人で、どんな仕事をしていても、自分にとって大切なものを決して見失わないこと。その大切なもののために時間を割くことがとても重要だってことをメッセージとして伝えたいわ」

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(c)marie claire style/text: Sumire Taya