【9月8日 MODE PRESS WATCH】「ヒルトン東京 お台場」で9日から、デザートブッフェ「ハロウィーン・モンスターの舞踏会」がはじまる。キャッチコピーは、「“フォトジェニックなスイーツが彩る”デザートブッフェ」。写真に映えるインパクトさが売りだ。

■“こわいけど、かわいい”目指して

「ハロウィーン・モンスターの舞踏会」(2017年8月29日撮影)(c)MODE PRESS

「棺桶ティラミス」「目玉ごろごろスープ」「脳みそレアチーズケーキ」――可愛らしいかぼちゃのお化けがテーブルをにぎわすのかと思いきや、驚くようなタイトルと目を疑うような姿のスイーツが並ぶ。

「“グロテスク、気持ち悪い”というよりは、やはり食べものだから、“こわいけど、かわいい”を目指した」と話すのは、企画者の水口雅司(Masashi Mizuguchi)総料理長。

 約30種のスイーツには、こうもりのタルトやお化けのブラウニーといった、可愛らしいファンタジーなキャラクターのものもあれば、ギョっとするような目玉のタルトや、人の“指”が飾られたケーキなど、個性的なものが目を引く。

■リアルを求めすぎて

「ハロウィーン・モンスターの舞踏会」(2017年8月29日撮影)(c)MODE PRESS

 3ヶ月にわたる準備期間では、それぞれの作品ごとに10回以上の試作を重ねた。「例えばケーキに乗ったこの『指』は、当初チョコレートでできていた。でもあまりにリアルすぎるという周りからの意見で、結局パイに変更してなんとか落ち着いた」

 それでも、テーブルに並ぶデザートは”審査”をくぐりぬけた作品だ。「ネズミや人間の『舌』のように、試作後、自ら却下したものもありました」。ハロウィーン特有の怪奇さを、スイーツとして表現するのは容易ではなかったと水口総料理長。

「仮装して来てほしいですね。とにかくハロウィンを楽しんでもらいたい」と企画に期待を込める。開催中は、コスチュームを着用して来場した客にドリンクサービスも用意する。明るいオレンジ色の世界から、漆黒の世界へと一変したハロウィーン ブッフェは、例年より一足早い日程でスタートする。

■詳細
・「ハロウィーン・モンスターの舞踏会」デザート ブッフェ
会場:ヒルトン東京 お台場 シースケープ テラス・ダイニング(2階)
期間:9月9日(土)~10月31日(火)
時間:15:00~17:00
料金:平日 3,000円/1800円(6~11歳)、土日祝 3,500円/2,100円(6~11歳)
※料金・サービス料別途

■関連情報
・公式サイト:hiltonodaiba.jp/plans/restaurants/3918
(c)MODE PRESS