【7月27日 marie claire style】リオデジャネイロの街はこの数十年でかなりの進歩を遂げてきました。以前はビジネスや住宅街の中心は港の近くに位置していたのですが、現在ではビーチ沿いの地区は高級住宅地へと様変わりしています。代わって、経済活動の中心や面白い地域は歴史的建造物もあるリオの中央部に集まってきているのです。

 最近とても興味深い地区といえば「ラパ(Lapa)」地区で、ボヘミアンなカリオカ(ポルトガル語でリオデジャネイロの住民)の発祥地としても知られています。この地区は活気に溢れ、毎年新しい建物が建設されています。なかでもお薦めのアドレスはレストラン「Casa Momus」で、ニコラ・ジェスキエール率いる「ルイ・ヴィトン」チームがリオでショーをした際に食事をしていたことでも話題になりました。もう一つは世界の名店バー10店にも選ばれた「Rio S cenarium」で、日夜、大勢の人々で賑わっています。

 サンタ・テレーザへ上るための「セラロンの階段」はラパ地区にあり、そのカラフルな階段からリオの名所の一つにもなっています。アーティスト、ホルヘ・セラロンにちなんで名付けられた階段で、彼が1990年に、自宅前の階段に個性的な色のタイルを貼り付けたことから始まり、さらに世界中の観光客が持ち寄ったタイルも貼られて、数百段、数百mに及ぶ巨大階段アートになっているのです。ラパの街角ではファンタジーと気楽さが相まって、ボヘミアンで不思議な雰囲気を作り出しています。

■プロフィール
アリックス・ドゥ・リーニュ(Alix de Ligne)
王室の血を引くベルギー貴族の中で最も古く、名声の高い「ドゥ・リーニュ」家に生まれる。称号はPRINCESS(プリンセス)。ベルギーのべルイユ城で育ち、その後、日本、ニューヨークで数ヵ月間、パリで数年間を過ごす。現在は母親の祖国ブラジルのリオデジャネイロを拠点に、ヨーロッパを始め、旅のリズムに合わせて世界中で生活している。ジュエリーへの高い関心から、現在、ブラジル発の国際的なジュエリーブランド「H.Stern」のマーケティングを担当している。

■関連情報
アリックスのblog:アーカイブはこちらから
【無料ダウンロード】marie claire style PDFマガジンをチェック!
(c)marie claire style