【7月25日 MODE PRESS】スーパーヒーローもののコミックで知られる米出版社マーベル(Marvel)のアンチ・ヒーロー漫画「デッドプール(Deadpool)」を実写化し、大ヒットを記録した映画の続編『デッドプール 2(原題)』で主人公のウェイド・ウィルソン(Wade Wilson)を演じる俳優のライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)は、英南西部プリマス(Plymouth)に住むダニエル・ダウニング(Daniel Downing)君(5)にサプライズで電話をかけた。ダニエル君は今月、手術が不可能な脳腫瘍と診断されている。

 ダニエル君の母ステファニー(Stephanie)さんは、「ダニエルが電話に出ると、ライアンは自分が誰か知っているかと尋ねた」「ダニエルがライアンだと気付くとすぐに、フェイスタイム(FaceTime)できるかを尋ねた。非常にハイになっていた」と話した。ライアンは同アプリを介し、『デッドプール 2』の撮影現場の様子を見せて回り、15分ほど話したという。

 地元紙プリマス・ヘラルド(Plymouth Herald)の取材に対しステファニーは、「ライアンのアシスタントに、ダニエルと話をする時間を取ってくれて、私たちの全員がどれほど感謝しているか、そしてこれからもずっと感謝することを伝えた。本当に素晴らしかった」「これは普通なら経験できないことで、ダニエルはとても興奮し、友人や教師たち全員に話した。ここ最近、少し落ち込んでいたので、興奮しているのを見られて良かった」と話している。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS