【6月19日 MODE PRESS WATCH】写真家の荒木経惟(Nobuyoshi Araki)による展覧会「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される。記事全文へ

【6月19日 MODE PRESS WATCH】写真家の荒木経惟(Nobuyoshi Araki)による展覧会「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される。昨年、フランス国立ギメ東洋美術館(Guimet Museum)で開かれた大規模個展「ARAKI」で発表した新作「東京墓情」を日本初公開する。会期は6月22日から7月23日まで。

 日本を代表する写真家として常に第一線で活躍してきた荒木は、妖艶な魅力を放つ花々や緊縛ヌード、愛してやまない東京の街、亡き妻を思い見上げつづけた空景、そして苦楽をともにしてきた飼い猫チロなど、さまざまな対象を被写体にしながら、独自の死生観で生を鮮烈に描き出し、唯一無二の写真世界を創出してきた。また海外でも熱狂的な支持を集めており、昨年、東洋美術専門の美術館としてヨーロッパ最大規模を誇るフランス国立ギメ東洋美術館において大規模個展「ARAKI」を開催し、大きな話題となった。

 新作「東京墓情」は大病を経験して得た独自の死生観で、自身の50年間の写真家人生を振り返った作品。「ARAKI」の中で撮り下ろしの新作として発表されたシリーズだ。展覧会では同作のほか、ギメ東洋美術館所蔵の写真コレクションの中から荒木経惟がセレクトした幕末・明治期の写真作品や、同展のために撮り下ろした新作も展示される。入場無料なので、この機会にアラーキーワールドに浸って感性を刺激してみてはいかが。

■写真展概要
・東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館
期間:6月22日〜7月23日
時間:12:00〜20:00
会場:シャネル・ネクサス・ホール
東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階
入場料:無料
定休日:無休

■関連情報
・シャネル・ネクサス・ホール 公式HP:chanelnexushall.jp
・荒木経惟 公式HP:www.arakinobuyoshi.com
(c)MODE PRESS

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