【6月5日 Parismodes.tv】アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が手がける「グッチ(GUCCI)」が伊フィレンツェ(Florence)のピッティ宮殿(Pitti Palace)にて、17/18年クルーズコレクションを発表した。メンズ・ウィメンズの両方を発表した今回の新作では、フィレンツェとルネッサンスがインスピレーション。まさにボッティチェリ(Sandro Botticelli)絵画に見られるような、シフォンやシルクをまとった美しいプリンセスルックが登場した。

 だがそこにデニムやフリンジジャケットなど、LAのダイナミズムもクロスオーバーさせるのがミケーレ流。ロックなバイカージャケットや光沢感ある素材使いなど、モダンなアクセントが目を引いた。さらにデニムに施された花柄や蛇、ドラゴン、てんとう虫やハチなどの刺繍はまさに「グッチ」のトレードマーク。新しいスローガンである「Guccification」もお披露目され、ロゴ入りのアクセサリーにも注目が集まった。

 フロントロウにはキルスティン・ダンスト(Kirsten Dunst)、ジャレッド・レト(Jared Leto)、サルマ・ハエック(Salma Hayek)の姿も。またアフターパーティーでは歌手のベス・ディットー(Beth Ditto)がパフォーマンスを披露した。(c)Parismodes.tv