【5月25日 marie claire style】パリで太陽を見つけられるなんて、なんという喜びでしょう! こんなお天気の日には、街に出て、美術館ではなくどこかユニークで珍しい、パリの新しい魅力を発見したくなります。

 例えばパリ14区のゲテ通りにあるコメディ=イタリエンヌ(Comédie-Italienne)劇場や、ベネチア風のお菓子屋さんのファサードなど、私がよく知っているパリの街の新しい一面を見つけて楽しむのです。

 パリ人にとって、14区は住宅街の代名詞として知られ、めったに訪れることがない地区なのです。しかし実際にはロマンティックな蚤の市やマルシェなど趣のある場所が多く、本当の宝物が隠されています。その中でも特に美しい宝物は、やはりコメディ=イタリエンヌ劇場でしょう。日によって変化するファサードが面白く、地元客や私のような冒険好きの観光客が訪れる場所です。

 この劇場は古い建物のように思われますが、実はこの場所でコメディ=イタリエンヌが始まったのはつい最近の1980年からなのです。この劇場は歴史的に有名なコンメディア・デッラルテ(Commedia Dell’Arte)に由来して、過去の遺産を永続するために演じられている貴重な場所なのです。特に劇場のファサードは、寄せ集めで作った小屋のような魔法の演出で観客を魅了し、4次元のアートのような世界観を見せています。

 もし皆さんも近くを通る機会があれば、ぜひ早めにこの場所を訪れてみてください。残念ながら、この宝石のような想い出深い小劇場は閉館の危機にさらされているのですから! すべての素晴らしいものには終わりがあるのです・・・。

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(c)marie claire style / photos: 107rivoli, Pauline Darley