【5月11日 Parismodes.tv】「プラダ(PRADA)」が、伊ミラノ市内で17/18年クルーズ・コレクションを発表した。会場となったのは昨年12月にオープンしたばかりのプラダ財団「オッセルヴァトリオ(Osservatorio)」。

 今年はホームタウンであるミラノを会場に選んだデザイナーのミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)は、スポーティーな要素を新しいフェミニニティーへと進化させた。スポーツジャケットやジッパーは、パフスリーブやライトなプリーツスカートなどとミックス。ブラウスやドレスに使われた、透ける素材が効果的だった。

 繊細なチュールはギャザーやラッフルにあしらわれ、刺繍やスパンコールがアーティスト、ジェームズ・リーン(James Lean)によるうさぎや花柄のプリントの上に施された。真っ赤な口紅のモデルたちはスポーツソックスをスニーカーやポインテッドシューズに合わせ、長い三つ編みに羽根やヘッドバンドをアクセサリーとしてまとった。(c)Parismodes.tv