【5月10日 MODE PRESS WATCH】東京・品川の原美術館にて、写真家で映画監督の蜷川実花(Mika Ninagawa)による個展「蜷川実花 うつくしい日々」が、5月10日から19日まで開催される。記事全文へ

【5月10日 MODE PRESS WATCH】東京・品川の原美術館にて、写真家で映画監督の蜷川実花(Mika Ninagawa)による個展「蜷川実花 うつくしい日々」が、5月10日から19日まで開催される。なお5月11日には、同名写真集「うつくしい日々」が河出書房新社より刊行される。

 本展では、日本を代表する演出家であった父・幸雄(Yukio Ninagawa)の死に向き合う日々を撮影した写真約60点を展示。一点一点に美しい世界と別れゆく父の視線、それを受け継ぐ娘の視線が重なる作品となっている。今回の企画展は10日間という短いスケジュールながらも、撮影された時期と同じ季節での紹介となる。

 作家本人が「どうしてこんな写真が撮れたのかわからない」というほど、これまでの作品とは一線を画した作品群。家族という本当に大切な存在や、自身の死と向き合うときの研ぎ澄まされた感受性で、この世界の輝く生を切り取った世界。見る人に深いインパクトを投げかける貴重な展示に、ぜひ足を運んでみて。

■展覧会概要
蜷川実花 うつくしい日々
会期:5月10日~5月19日(会期中無休)
時間:11:00~17:00 ※水曜は20:00まで、入館は閉館時刻の30分前まで
会場:原美術館
東京都品川区北品川4-7-25
電話:03-3445-0651(代表)
料金:一般1,100円、大高生700円、小中生500円、原美術館メンバーは無料
※学期中の土曜日は小中高生の入館無料、20名以上の団体は1人100円引

■イベント概要
学芸員によるギャラリーガイド
日程:5月14日
時間:14:30 より30分程度

■書籍概要
写真集「うつくしい日々」 1,800円(税抜)
河出書房新社、A4変型、80ページ、オールカラー
発売:5月11日

■関連情報
・原美術館 公式HP:www.haramuseum.or.jp
(c)MODE PRESS

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