【4月27日 marie claire style】ジル・サンダー(Jil Sander)、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)、イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)といった、すでに国際的な知名度のデザイナーたちとのコラボレーションで、的確な人選をしてきた「ユニクロ(UNIQLO)」 が、今回はお洒落なパリジェンヌ・スタイルをそのまま具現しているオランピア・ル・タン(Olympia Le-Tan)と再び手を組み、ディズニー・キャラクターのミニーマウスをテーマに小粋なコレクションを発表している。

「シャネル(CHANEL)」 で数年働いた後、2009年から自分のブランド 「オランピア ル タン」 を立ち上げたオランピアは、現在、パリのパレ・ロワイヤルにショップを開いているが、 訪れる客はパリだけでなく、 NY、ロンドン、東京からもきていて、若い女性に熱狂的なファンが多い。オランピアがデザインした本の形のクラッチバッグは、ハリウッドの女優たちにも大人気で、ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)やティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)、クロエ・セヴィニー(Chloe Sevigny)も使っているという。

 彼女の父ピエール・ル・タン(Pierre Le-Tan)は、仏版 『ヴォーグ』 の有名イラストレーター。子供の頃から父親が収集した美術品に囲まれて育っているので、その繊細なパステル調の色彩感覚もそうした環境から生まれたのだろう。

「今回 『ユニクロ』 を手掛けることになった時、ディズニー・キャラクターのミニーに、ドットを組み合わせてみよう、と思ったの。両方とも大好きな柄で、水玉も大きくすると、とてもモダンになるでしょう?」

「ユニクロ」銀座店の売場で、パリからやってきたばかりのオランピアは、嬉しそうに説明を始めた。彼女の背後には、新作のTシャツやドレスを着たマネキンが並んでいる。「ディテールも凝っているのよ。ほら、このミニーは一見刺繍にみえるけど、 実はプリントなの。だけど中には刺繍も交じっているから、 分からないでしょう? 子供の頃、家でおばあさんがよく刺繍をしていて、教えてもらったりしたの」

 今度の新作を買った人にどういう風に着てほしいの、ときくと、「やはりディズニー・Tシャツは、ぼろぼろになったクラッシュ・ジーンズとなら、ぴったりだと思う。だけと今日の私みたいにスカートでもいいし、メッシュの靴下にパンプスで、ちょっとエレガントに着てみてもいいと思う。ぜひ東京の女性にも着てほしいわ」

 そういいながら、モデルのようにくるりとターンしてみせる。ロンドンで生まれてパリで育った彼女には、都会派の着こなしのテクニックが、実に自然と身に付いていた。

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(c)marie claire style/text: Kasumiko Murakami