【4月27日 marie claire style】1996年、ロサンゼルス生まれ。 2歳の頃から姉のジジ・ハディッド(Gigi Hadid)と共にキッズモデルとして活動するも、学業を優先するため休止。2012年よりモデル活動を再開。ランウェイデビューは14-15年秋冬のニューヨークコレクション。これ以降、「ダイアン フォン ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「モスキーノ(MOSCHINO)」「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」など有名ブランドのショーに出演。強い存在感と健康的なスタイルで注目される。

 インスタグラムで配信するプライベートのスタイリングが大人気で、現時点(17年4月)のフォロワー数は1200万人超。『ハーパーズ バザー』『グラマー』などのモード誌も彼女のライフスタイルに注目し特集を組んでいる。15年、「シャネル(CHANEL)」「ジバンシィ(Givenchy)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」「ディオール(Dior)」などのランウェイにも出演。一気にトップモデルへ。16年、モデル情報サイト「Models.com」が毎年発表する「モデル・オブ・ザ・イヤー」の「モデル・オブ・ザ・イヤー インダストリー・ヴォート」に輝く。また、今年2月、スイス高級時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」のブランドアンバサダーに起用される。今、世界が最も注目するファッションアイコン、ベラ・ハディッドの素顔に迫る。

 世界中からラブコールをおくられる人気者の姉を持つというのはどんな気分だろうか? 姉に対して尊敬の気持ちを抱きながらも、自分の置かれているシチュエーションや容姿を比較して、自分を卑下したり、どこかネガティブな気分になってしまうのではないだろうか。しかし、そんな通俗な見解を気持ちよく裏切ってくれるイット・ガールが話題となっている。それがベラ・ハディッド(Bella Hadid)だ。

 ブロンドに、みんなが羨むプロポーションとセクシーな唇を持つ姉のジジ・ハディッドはアメリカン・スウィートハートとしてまぶしいほどに輝いている。まだティーンエイジャーだったベラは、その光が作り出す影に常に身を置くようにしていた。しかし、姉を囲むセレブリティや業界の人が溢れた異様な環境で、姉とは違う自分の魅力を引き出すためにはどのように振る舞えばいいのか、どんな努力が必要なのかを彼女は研究し、そして全力で取り組んでいく。生まれながらに持った美しいブロンドをダークなブルネットに染め、ジャンクフードの誘惑に打ち勝ち、モデルとして通用する身体に絞り上げていく。周りの友達がパーティーに明け暮れていた時に、彼女は学校での勉強に励み、真の友達を大切にしてきた。そんなベラの努力を見ていてくれたのは他でもない、姉のジジだった。

 ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)のランウェイを歩くことはベラにとってひとつの夢だった。2015年に姉妹そろってオーディションに参加し、選ばれたのが姉のジジだけだったことは、ベラにとって大きな試練となった。より一層努力を重ね、その1年後に、彼女は夢を叶えた。インタビューでジジは妹を抱きしめながら、どれだけベラがこのショーに出るために努力してきたか、そして姉妹で一緒に出ることができるのが何よりも嬉しいと、涙ながらに答えていたのが印象的だった。