【4月6日 MODE PRESS】女優でモデルのアマンドラ・ステンバーグ(Amandla Stenberg)は、シャネル(Chanel)の服作りに深く感銘を受けたと打ち明けた。

 アマンドラは米誌インスタイル(InStyle)の最新号で、「ココ・シャネル(Coco Chanel)は、快適さというパワーを全面に打ち出して、美しく複雑なステートメントピースを作っていた。それは、私が目指しているものとも合致する。どのようにファッションを楽しみ、どのように快適さを求めるのか。私の場合は、メンズライクな服を着ることを意味している。個人的な情熱とディテールへのこだわりをいかに混在させられるかは、シャネルが最も得意としているところ」とコメントした。

 また、アマンドラはジェンダーによって求められる服装へのプレッシャーに苦しめられてきたことを打ち明けた。「女性らしくいるため、または可愛らしく見えるために決まった美の基準に合わせ、決まった服装をしなければならないと思っていた。その固定概念を取払い、男性の目線を気にしないことにしてからは、自分に似合うスタイルがより簡単に見つけられるようになった。ジェンダーはただの概念なので、自分の服選びは好きなようにしたらいいと考えられるようになった」と説明。

「つまるところ、服はあなたの体を覆う布。(そのことを認識したとき)女性のファッションをいつ楽しむかを実際に認識することができた。シャネルはいつも快適だと感じることができ、自分が不自然だと感じる箱の中に収めようとすることはない。こう思える高級ブランドは非常にまれよ」とアマンドラは語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS