【4月5日 MODE PRESS】スーパーモデルのココ・ロシャ(Coco Rocha)は、モデルたちがインターネット上で自身のパーソナリティーを主張するようになって、ファッション業界が「神秘に包まれた憧れの世界」ではなくなっていると考えている。

 ココは、「(ソーシャルメディアが登場する以前は)ファッション界は秘密のベールに包まれていた。簡単に近づくことのできない、ファンタジーのような、憧れの世界だった」とし、「モデルはその一部だったので、モデルの性格などについて知ることはなかった。そして、私はそれを変えようとしていた。面白いことに、『神秘性を台無しにしている』と私を批判した人々の一部が、今では自らの朝食を頻繁に投稿するようになっている」と指摘した。

 そしてココは、ツイッター(Twitter)やインスタグラム(Instagram)のようなプラットフォームは、大衆がファッションやランウェーを歩く人を左右する存在になっていると感じている。ココは、「突然、読者やファンたちが(ソーシャルメディアを通して)大手ブランドや雑誌に、自分たちの好きなモデルが誰なのか、どのモデルの写真が見たいのか、どのモデルにランウェーに登場してほしいのかを要望するようになった。女の子たちを取り巻く環境がこのように変化してうれしい」とコメントした。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS