【3月7日 MODE PRESS】69歳で亡くなった英ロック歌手、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のファンらが、英ロンドン(London)南部に3階建ての「稲妻」を建立するため資金集めを行っている。

 この記念碑は、1973年にリリースされたヒットアルバム『アラジン・セイン(Aladdin Sane)』のジャケットでデヴィッドの顔に施された稲妻のフェイス・ペイントを模したもので、ロンドン有数のクラブが複数立地する地下鉄ブリクストン(Brixton)駅の真向かい、デヴィッドの生誕の地から通りを五つほど離れた場所に設置される。

 ファンらは協力して、資金調達団体「ディス・エイント・ロックンロール(This Ain't Rock'n'Roll)」を設立した。同団体はロンドン・ランベス(Lambeth)区議会や、ロンドンと米ニューヨーク(New York)にあるボウイのマネジメント事務所と緊密に協力して、年末までにプロジェクトを円滑に進めたいとしている。

 団体は3月21日までに99万ポンド(約1億4000万円)の資金を集めることを目標としており、寄付者は登録時にTシャツやペンダント、限定版ボウイのプリント、記念碑の3Dレプリカを受け取ることができる。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS