【2月23日 AFP】米ヒップホップ界の代表的存在であるジェイ・Z(Jay Z、47)がラッパーとして初めて「ソングライターの殿堂(Songwriters Hall of Fame)」入りすることが22日、明らかになった。モータウン・レコード(Motown Records)の創業者ベリー・ゴーディ(Berry Gordy)氏と、R&B歌手/音楽プロデューサーのベイビーフェイス(Babyface)ことケネス・エドモンズ(Kenneth Edmonds)も今年殿堂入りする。

 ジェイ・Zは1996年に「リーズナブル・ダウト(Reasonable Doubt)」でデビューして以来、これまでに累計1億万枚以上を売り上げ、グラミー賞(Grammy Awards)も21回受賞している。妻は今年のグラミー賞で最多ノミネートされていたビヨンセ(Beyonce)だ。

 2017年の殿堂入りを発表した声明には、「ジェイ・Zは、音楽/エンターテインメント、ファッション、スポーツ業界におけるパワフルな起業家でもあり、アメリカンドリームを体現している」と記された。

 殿堂入りの式典は6月15日にニューヨーク(New York)で開催される。今年は他に、バンド「シカゴ(Chicago)」のロバート・ラム(Robert Lamm)、ジェイムズ・パンコウ(James Pankow)、ピーター・セテラ(Peter Cetera)の3人、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)のプロデュースで知られるソングライター/プロデューサーデュオのジミー・ジャム(Jimmy Jam)&テリー・ルイス(Terry Lewis)、バックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys)やケイティ・ペリー(Katy Perry)、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)らを手掛けたヒットメーカーのマックス・マーティン(Max Martin)氏らも選ばれた。(c)AFP