【1月26日 marie claire style】最大ではなく最高を目指し、英国の伝統をアメリカ的な視点で解釈した服作りがエグゼクティブを魅了してきた「ポール・スチュアート(Paul Stuart)」。記事全文へ

【1月26日 marie claire style】最大ではなく最高を目指し、英国の伝統をアメリカ的な視点で解釈した服作りがエグゼクティブを魅了してきた「ポール・スチュアート(Paul Stuart)」。その魅力は、流行に左右されることなく守り続けてきたブランドのスタイルにあった。

■流行に流されない“自分らしさ”を表現するスタイル

 アメリカのラグジュアリーファッションシーンを牽引してきた「ポール・スチュアート」のサクセスストーリーは、セレクトショップの先駆けとも言える紳士服専門店から始まった。1938年、創業者であるラルフ・オストロフ(Ralph Ostrove)が世界中から選りすぐりの逸品を集めてニューヨーク・マディソン街と東45丁目の角にオープンさせた同店は、52年、義理の息子であるクリフォード・グロッド(Clifford Grodd)によってさらに飛躍する。アイビーリーグのイメージが強かった服作りに、英国サヴィル・ロウのエレガンスを加え、アングロ・アメリカンのスタイルを提案したのである。体のラインに沿った優美なラインやソフトでナチュラルな肩まわりといった、いわゆるアメリカン・トラッドのボックス型とは一線を画す作りは、瞬く間にビジネスエリートを魅了。その人気ぶりはケネディ元大統領(John Fitzgerald Kennedy)をはじめとする財政界の要人やケーリー・グラント(Cary Grant )などの俳優、マイルス・デイビス(Miles Davis)やフランク・シナトラ(Frank Sinatra)といった音楽家など、顧客リストに名を連ねる錚々たる顔ぶれを見れば一目瞭然だ。その服作りの精神は女性服にも受け継がれ、上質でエレガントな装いを好むエグゼクティブキャリアには欠かせないブランドとして支持されている。時とともに変化しつつも、スタイルに忠実であり続け、世界的でありながら、アメリカンスタイルを貫き通してきた「ポール・スチュアート」。流行に流されず、人々に自信を与えるそのスタイルは、クラシックの理想的な進化形である。

■歴史薫る石垣に囲まれた青山の旗艦店

 大正時代から残る重厚な石垣を生かした店構えが印象的な青山店。1981年のオープン以来、日本のポール・スチュアートを代表する旗艦店として愛されてきた。ブランドの哲学を表現する空間作りや豊富な品揃えに加え、ポケットチーフの選び方やジャケットとシャツの組み合わせ方といった着こなしのアドバイスも提案している。

■店舗概要
ポール・スチュアート 青山店
東京都渋谷区神宮前5-7-20
神宮前太田ビル
tel: 03-3406-8121
営業時間: 11:00~20:00(不定休)

■お問い合わせ
SANYO SHOKAI C.R.室/0120-340-460

■関連情報
・ポール・スチュアート 公式HP:www.paulstuart.jp
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(c)marie claire style/photos: Takashi Nishizawa〈DOUBLE ONE〉(still)、text: Maki Kimura

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