【8月31日 MODE PRESS】今月離婚が決定した米俳優のジョニー・デップ(Johnny Depp)とアンバー・ハード(Amber Heard)。アンバーは当初離婚和解金、700万ドル(約7億円)をチャリティー団体に寄付することを表明していたがジョニーが和解金を同団体に直接寄付したと知り、苦言を呈した。

 アンバーの代理人は米芸能情報サイトTMZに対し、「もしジョニーが和解契約の内容を変更するのであれば1400万ドル全額をチャリティー団体に寄付することを要求します。これは税金控除後の額を、アンバーに支払うべき700万ドルと同じにするためです」と、ジョニーが直接寄付を送金した場合、税金控除の対象となることを指摘した。

 さらに、和解金が一括で払われなかったことに対して、「支払いに何年もかけるのではなく、直ちに全額を支払うことを要求します」とした。

 一方ジョニーの代理人は、「アメリカ自由人権協会(ACLU)とチルドレンズ・ホスピタル・ロサンゼルス(Children's Hospital of Los Angeles)に寄付するというアンバーの言葉を聞きジョニーは、これらの団体にアンバーの名前で寄付を行った。和解契約で述べられた金額を払い終えるまで、これらの団体に寄付し続ける予定です。和解金を寄付するというアンバーの素晴らしい決断は尊敬します」とコメントしている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS