【8月31日 MODE PRESS】黒光りするような色気と眼光。MIYAVIのまとう強烈なオーラは、まさにロックスターのそれだ。アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)にその才能を見込まれてハリウッドデビューしたのも納得の存在感。それでいてしなやかで人懐っこいキャラクターは、多くの人々を惹きつける魅力となっている。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」の活動支援としてシリアの難民キャンプの訪問から戻ったばかりのMIYAVIは、取材の撮影準備の間も、片時もギターを離さなかった。

 今回、音楽プロデユーサーや俳優の顔も持つ、この生粋の“サムライ・ギタリスト”に注目したのは、スイスの高級ウォッチ&ジュエリーメゾン「ピアジェ(PIAGET)」。新作メンズウォッチ「Piaget Polo S(ピアジェ ポロ エス)」のエスプリを持つ9名の「ゲームチェンジャー」の1人にMIYAVIを抜擢し、世界的なプロモーションを展開している。

「ピアジェ」の顔となったMIYAVI 。(c)PIAGET

■「挑戦」という名のラグジュアリー

「Piaget Polo S」は、精巧な機械加工が施されたステンレススチール製ウォッチに精密な自動巻ムーブメントを搭載した新作だ。「ピアジェ」はこのチャレンジ精神に富んだウォッチにちなみ、「慣習を打ち破り、新たな挑戦を楽しむゲームチェンジャー」を世界中から選出した。

 MIYAVIはピックを使わずにエレクトリックギターを指で弾く独自の“スラップ奏法”で注目を集め、これまでに世界約30カ国300公演のライブを成功させた存在。また俳優として、アンジェリーナ・ジョリーが監督を務めた映画『不屈の男 アンブロークン』(2016年2月日本公開)にも出演を果たした。とはいえ、日本のロックミュージシャンと老舗ジュエラーという意外な組み合わせに驚いた人も多いだろう。

「今回、いろんなジャンルの人たちがいる中でロックミュージシャンとして参加できたことは嬉しかったです。ゲームチェンジ(人生の転機)というコンセプトに共鳴できたのも大きかったですし、このように挑戦する権利を与えてもらえたことが人生においてラグジュアリーな事だと感じています」とMIYAVIはその感想を語る。

世界中から選ばれた9名の「ゲームチェンジャー」たち。(c)PIAGET

 今年7月、ニューヨークで開催された「Piaget Polo S」のグローバルイベントでは、日本代表として各国のアンバサダーたちとステージを共にした。「イギリスのマルコム・ボーウィック(Malcolm Borwick、実業家/ポロ選手)やドバイのムハンマド・スルタン・アル・ハブトゥール(Mohammed Sultan Al Habtoor、起業家)、フランスのジャン・フランソワ・ピエージュ(Jean-Francois Piege、シェフ)など、みんな友達になりました。あと俺自身、映画『デッドプール』のファンでもあるのでライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds、俳優)とも話をして。彼も俺が出演した『不屈の男 アンブロークン』を見てくれていて、そういう話もできてすごく有意義な夜でした」