【7月21日 MODE PRESS】アスレチックウェアブランド「ダンスキン(DANSKIN)」がフィギュアスケートの本郷理華(Rika Hongo)選手と2016年7月より2年間のアドバイザリー契約締結を発表した。

 すらりとした長身を生かしたダイナミックな演技で注目を浴びているフィギュアスケーターの本郷が、スポーツライフスタイルブランドである「ダンスキン」の広告ビジュアルに2016年秋冬より登場することとなった。「ダンスキン」はニューヨーク発の女性専用スポーツウェアブランド。「for the athletic women」をコンセプトに、アスリートやアスレジャーにぴったりの商品を提案し続けている。「ダンス」と「スキン」の造語からなるブランド名は「肌のようにダンサーを包み込むウェア」を表現しており、バレエやヨガ、そしてデイリーにも愛用できるスタイリッシュな品揃えを強みとしている。

(左より)記者会見を行うダンスキン事業部部長 古塩和秀、フィギュアスケーター本郷理華、ゴールドウイン代表取締役社長 西田明男(2016年7月21日撮影)。(c)MODE PRESS/Fuyuko Tsuji

 本郷とはアドバイザリー契約を締結することで、トレーニングウェアを提供するほか、女性アスリートの視点を取り入れた高機能商品開発も共に行っていく。今回はその第1弾として本郷が開発に携わったバックパックが発表された。遠征時に機内持ち込みができるサイズを守りつつ、スケート靴やタブレット、着替えなどがたっぷり入る収納力を実現。また汗をかいたウェアも入れられるよう防菌防臭剤を使い、物の出し入れをしやすい雨蓋仕様を取り入れた。本郷は「スケーターは大荷物なので、たくさんの荷物を一つにまとめたかった。フィギュア専用のグッズは子供用のものが多くて、大人向けのものはあまりないので、使いやすいバッグができて嬉しい。今シーズンから使うつもり」と笑顔で紹介した。

バックパックを背負ってみせる本郷理華(2016年7月21日撮影)。(c)MODE PRESS/Fuyuko Tsuji

 本郷は宮城県仙台市出身の19歳。スケート連盟の特別強化選手であり、2015-16年の世界選手権では8位、四大陸選手権では3位に入賞した実力派。アイスショーではダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を10回連続で披露し客席を沸かせるなど、技術、表現力ともに注目を集める選手の1人だ。今は次のシーズンに向けて新プログラムの細かなところを通しで練習しているところだという。「ショートプログラムは初めて海外で振り付けをしてもらった。羽生結弦(Yuzuru Hanyu)選手のプログラムも手がけたシェイ=リーン・ボーン(Shae-Lynn Bourne)さんの振り付けで『カルミナ・ブラーナ』。フリープログラムはクラブの先輩である鈴木明子(Akiko Suzuki)さんによる『アラビアのロレンス』。今までにない女性らしさのある振りなので、少しずつ自分のものにしたい」と語る。

(c)DANSKIN

 現在、グランプリシリーズのカナダ大会および中国大会への出場が決まっており、両大会での表彰台を目指している。さらに全日本選手権で納得した演技をして、その先の世界選手権に出場できる3選手に選ばれることが目標だ。世界選手権の結果は、2018年の平昌五輪の出場枠にも影響を与える。「小さい頃から五輪で金メダルを獲るという夢を追いかけてきた。平昌五輪が近づいているので、絶対に出場したい。それに向けて毎日がんばっていきたい」

 プロモーション映像では「ダンスキン」のトレーニングウェアをまとい、スケーティングする姿も披露している。「コーチからは練習のとき、ぶかぶかの服を着ていると姿勢がもっと悪く見えるから良いものを着なさいと言われていたが、ダンスキンのウェアを着ていたら『かっこいいね』と言ってもらえた」と笑顔を見せる。昨シーズンも力強い演技で観客を引き込んだ本郷選手が、「ダンスキン」という新たなサポーターと共に今シーズンも果敢な戦いを見せることだろう。

「ダンスキン バックパック」13,000円(税抜)※2017年2月上旬頃より発売予定(c)DANSKIN

■商品概要
・「ダンスキン バックパック」
サイズ:W28×H46×D15cm
素材:撥水ポリエステル
カラー:ブラック、ホワイト
価格:13,000円(税抜)
※2017年2月上旬頃より発売予定

■関連情報
ダンスキン公式サイト:http://www.goldwin.co.jp/danskin/
(c)MODE PRESS