【6月7日 MODE PRESS WATCH】「シャネル(CHANEL)」は、先日幕を閉じたカンヌ国際映画祭でオープニング上映を飾った、ウディ・アレン(Woody Allen)の最新作『カフェ ソサエティ』にて、衣装・メイク協力を行った。

 映画『カフェ ソサエティ』は、1930年代半ば、映画業界で働くことを夢見てハリウッドをめざした、ニューヨーク出身の青年をめぐる物語。当時の活気を象徴する映画スター、ソーシャライト、プレイボーイ、政治家たちへオマージュを捧げ、古き良き時代に見果てぬ夢を思い描く人々の物語を、ウディ・アレンらしいコメディタッチで、切なくおかしくロマンティックに描いている。

 タイトルの“カフェ ソサエティ”とは、1930年代における上流社会の人々のライフスタイルを指す言葉。同映画のコスチュームデザイナー、スージー・ベンジンガー(Suzy Benzinger)は「シャネル」起用について、「シャネルは20世紀のファッションや豊かさ、輝きの頂点に君臨していた人物。正確にカフェ ソサエティを表現しようと思ったら、シャネルは外せません。歴史の重要な一部なのですから」とコメントした。

 劇中では、青年が最初に恋におちるヒロイン役を演じた、ブランドアンバサダーでもあるクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)のドレスやハイジュエリー、メイクアップを「シャネル」が担当。クリーム色とほんのりピンクに色づいたピーチカラーのクラシックなドレス2点は、本作のためにアーカイブから忠実に再現された。また共演のブレイク・ライブリー(Blake Lively)のワードローブや、ほかキャストのハイジュエリーも提供している。

 日本公開は未定だが、予告編が公開されているので、ぜひチェックしてみて。

■関連情報
・シャネル 公式HP:www.chanel.com
・『カフェ ソサエティ』予告編:www.youtube.com/watch?v=FGRNkrvh1Dg
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