【11月21日 MODE PRESS】昨年10月に、メゾン創立50周年を迎えた「ジュン アシダ(Jun Ashida)」が、12月3日から8日まで、東京・国立新美術館でファッションのこれからを提言する『エレガンス不滅論。』展を開催する。

 一貫した美意識に基づき、時代とともに皇室や歴代のファーストレディをはじめ世界中の女性を彩ってきたファッションデザイナーの芦田 淳は、50年代、一世を風靡したアーティスト中原淳一氏に師事したのち1953年にデザイナーとしてデビュー。いちはやくプレタポルテを日本に広め、ファッションを通して当時の女性たちに夢と希望をもたらした。

 本展では、半世紀を超えて今なお積極的な創作活動を続ける芦田氏のクリエイションの世界を、日本における時代背景、そしてハイファッションの変遷とともに紹介する。また、オートクチュールのテクニックを駆使して生まれる構築的かつ造形的なアーカイブおよび復刻作品約50点、エポックメイキングとなったオリジナルアイテム“コンパス”とデザイナーのクリスチャン・ラクロワやプロダンサーのTAKAHIROとのコラボレーションなどを、2015年春夏コレクションの最新作の一部とともに多角的に紹介する。

 “エレガンス”ーーーその語源は、“選びぬかれる”こと。メゾンに息づく“エレガンス”の遺伝子は時代とともに進化し続ける。職人の手仕事が紡ぎ出すファッションとアートの新しい世界観は必見だ。

■「エレガンス不滅論。」
12月3日〜12月8日
国立新美術館3階 講堂
※入場無料
〒106-0032 東京都港区六本木7-22-2

問い合わせ先:株式会社ジュン アシダ 03-3463-8631
www.jun-ashida.co.jp
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