【7月28日 MODE PRESS WATCH】「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」が、都市と自然の共生をテーマに掲げる国際的なアートフェスティバル「札幌国際芸術祭2014」にオフィシャルグランドパートナーとして参加している。

 創業者ルイ・ヴィトンがフランス・ジュラ山脈の出身であり、トランクの素材にポプラ材を使用するなど森と深い縁を持つ「ルイ・ヴィトン」は、創業当初から環境に対する持続可能な取り組みを積極的に行ってきた。2009年には坂本龍一(Ryuichi Sakamoto)氏が代表を務める団体「モア・トゥリーズ(more trees)」の強力を得て、長野県小諸市に「ルイ・ヴィトンの森」が誕生。以降、様々な活動を通して森の再生・保全活動を支援している。「モア・トゥリーズ」とのプロジェクト6年目を迎える今年は、坂本氏がゲストディレクターを務める同芸術祭を「坂本龍一+YCAM InterLab フォレスト・シンフォニー in モエレ沼」を中心に支援。札幌をはじめ、国内、海外の樹木にセンサーを設置し、それぞれの木の生体電位のデータを音楽に変換するインスタレーションを実施している。

 「札幌国際芸術祭2014」ではこの他にも、世界で活躍する現代アーティストらによる多彩なプログラムが展開されている。期間は9月28日まで。

■関連情報
札幌国際芸術祭2014 公式HP:http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/
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