【7月23日 MODE PRESS WATCH】「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」が2014年秋冬ハンドバッグコレクションを発表した。

 ルブタンは今シーズン、ブティック とアトリエ、そしてオフィスを構えるパリの名高いアーケード「ギャラリー ヴェロ ドタ」に着想を得て、バッグと小物のシリーズ「Passage」をデザイン。1826年に裕福なパリジャンたちがディナーやショッピング、散歩ができる場所としてオープンした「ギャラリー ヴェロ ドタ」は、1997年に修復、白黒の格子柄のタイル貼りの床と、アーチを描いた天窓の天井、ファサードは真鍮で装飾され、貴族的な華麗さを誇っている。この通りへのオマージュとも言える形でデザインされたコレクションは、モダンでクラシックでありながら、女性らしい雰囲気。日本では、メッセンジャーとミニメッセンジャーの2型で展開する。ハンドバッグとしても使えるほか、ストラップをつけて肩からかけたり、メッセンジャーバッグとしても使用可能。収納部分は3つのポケットに仕切られており、ロゴが刻まれたメタルのハンドルや、ハンドルのエッジに施されたレッドのエナメルなど、ディテールにもこだわっている。

 また、「Passage」の姉妹シリーズ「Rougissime」では、エレガントなクラッチバッグとウォレットを展開。「Passage」同様、レッドのアクセントが効いたディテールや、マグネット仕様のメタルバー、クラッチバッグの中にはレザーケースに入ったミラーが付属するなど、使い心地とデザインにこだわったコレクションになっている。

 両シリーズともに柔らかなカーフスキンやレザー、リザード、ヘアカーフなど、最高級の素材で展開。ブラック、ネイビー、のほかオレンジ、アニマルプリントなどカラーも幅広く取り揃える。日本とニューヨークの高級百貨店バーグドルフグッドマン(Bergdorf Goodman)では、ピンクとイエローの限定カラーも発売する。

 17日には、ローンチを祝して青山店でパーティーが開催された。ホストには、ルブタンと親交の深い道端ジェシカ(Jessica Michibata)が登場し、エクスクルーシブなパーティーを華やかに盛り上げた。(c)MODE PRESS