【9月20日 MODE PRESS】世界的パティシエ、ピエール・エルメ(Pierre Hermé)氏が長年描いていたハンドバッグ構想が実現した。デザイナーのバルバラ・リール(Barbara Rihl)とのコラボレーションによって「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)」のレザーハンドバッグが生まれた。

 「さり気なくピエール・エルメとわかるバッグを持った上品な女性がパリの街を闊歩する。そのバッグの中にはスイーツが詰められている・・・」。エルメ氏が10年ほど前から抱くこの構想を実現するため、バッグデザイナーであり、公私ともに自身のパートナーであるバルバラ・リールとタッグを組んだ。バルバラは、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やジル・サンダー(Jil Sander)に師事し、2000年に名を冠したブランドを設立。現在は世界250店舗以上で商品を展開し、パリジェンヌにも人気の高いバッグデザイナーだ。

 今回のバッグデザインは、バルバラの愉快で繊細なクリエーションに一任。軽くて上質なリバーシブルレザーに「ピエール・エルメ・パリ」のショッピングバッグでお馴染みの“リーフ型ホール”を施したたっぷりサイズのトートバッグが完成した。色はカラフルな10種類(裏表異なる色のリバーシブル)で、ピンク/赤の「イスパハン」、茶/黒の「キャレマン ショコラ」など、すべてに「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツの名にちなんだバリエーション。価格は4万8300円で、9月14日からピエール・エルメ・パリ 青山とオンラインショップで発売する。(c)MODE PRESS