2019.07.22

CARS

今尾直樹(愛車/ルノー・ルーテシアRS)令和元年、新車はこの20台が欲しい!

懐は考慮しない

試乗して「欲しい」と思ったかどうかが基準。維持費のことはちょっぴり考えたけれど、こちらの懐は考慮していない。HOT100はバイヤーズ・ガイドであると同時に、集合知で時代を浮かび上がらせる試みでしょうから。


■今尾直樹が欲しいベスト20
20台合計金額  1億3585万6200円

1位 アルピーヌA110

私のためにつくられたクルマだ、と直感した。ビビッと弱電流が走った。これが買えないのだったら人生の意味はどこにある? と思うくらい欲しい。



2位 ロータス・エリーゼ(カップ250GPエディション、スポーツ220Ⅱ含む)
スプリント220が欲しい。A110は「よくできたエリーゼ」だと思っていたら、エリーゼ自体がよくなっていた。男子3日会わざれば刮目して見よ。


3位 718ボクスター/718ボクスターS/718ボクスターGTS
フラット4搭載で軽くなって、コンパクトになった感さえある。ポルシェのミドシップで屋根が開いて712万円からで、誰もが欲しい。私も欲しい。


4位 プジョー508セダン
5ドア・ファストバックで内装も知的、乗り心地が往年のフランス車みたいに軽やかで、荷物も積める。原点回帰が反グローバル風潮にピッタンコ。


5位 アウディR8/R8スパイダー
選考中、先代R8でニュルブルクリンクを走ったことをふと思い出した。V10のみの現行型はやや重たくなった感があるけれど、思い出は貴重だ。


6位 アルファ・ロメオ・ステルヴィオ
フェラーリV8ゆかりのV6モデル推しだけれど、4気筒だってミラノの市章を見るたびにうれしく思うだろう。リア充にはアルファのマークが効く。


7位 メルセデスAMG E63(セダン/ステーション・ワゴン)
E200で十分なのに(未試乗ですけど)、狂気の沙汰の大パワー+4WDでリアル路上のキングたらむと欲す。「鉄腕アトム」のプルートウの自動車版。


8位 マセラティ・レヴァンテ
フェラーリV8を搭載するトロフェオ推し。ボローニャの名門なのに同V8の本家ポルトフィーノより500万円もお値打ちで、真のお金持ちっぽい。


9位 プジョー308(308GTi by プジョー・スポールを含む)
トルキーな1.5ディーゼル・ターボのAllure推し。上品なデザインに、ふんわりやさしい乗り心地。フランスの実用車の鑑。自動車はこれで十分。


10位 レンジローバー・ヴェラール
英国の貴族か成功した起業家はすでに買っているだろう高級SUV。そのヴェラールが欲しいと思う自分は、買えないけど心性は近い。なんちゃって。


11位 フェラーリ488/488スパイダー
V8ターボの奏でる爆音ミュージックが天界へと誘う。自動車を運転していて死んでもイイと思わせるのは、やっぱりフェラーリだけだ。アーメン。


12位 ルノー・トゥインゴ
荷室が狭いのが玉にキズだけど、非力なRRは運転して楽しい。乗り心地もイイし、6MTもある。現代のR8ゴルディーニ(乗ったことないけど)。


13位 ジャガーIペイス
電気ですかー。電気があればなんでもできる。ジャガー新世紀を告げる革命的電気SUV。モーター4駆のいきなり強烈加速に、V12時代が懐かしい。


14位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフGTIとゴルフRを含む)
ゴルフ超特急のR推し。その速さは〝実用車の鑑〞を超えて覇王ポルシェの域に達しているかも。それでいて実用的なのだから、なにをか望まむや。


15位 モーガン4/4、プラス4、ロードスター(3ホイラー以外)
1世紀近く前の〝化石〞がいまも生きていることの奇跡。クラシックカーが新車から味わえ、しかも一緒に年をとれるのだから買っといて損はない。


16位 アルファ・ロメオ・ジュリア
久々の後輪駆動アルファの輝きは失せず。街で見るとハッとする。当然V6推し。フェラーリ458みたいな切れ味鋭いハンドリングを乗りこなしたい。


17位 ランドローバー・ディスカバリー
実質レンジローバーのディフュージョン版で、機能的。昔と違って値が張るし、10位に選んだヴェラールとかぶるけど、でも欲しい。カタチが好き。


18位 ケータハム・セブン(全モデル含む)
地上最高のドライビング・ファンの提供車。4輪のモーターサイクルにしてスポーツカーの原点。乗るたびに疲れる? 苦は楽のもとと知るべし。


19位 ルノー・メガーヌ(ルノー・スポールを含む)
A110のいわばFF ハッチ版のルノースポール推し。こっちの方が実用的なはずだけれど、走りも乗り心地もガチにすぎる。されど欠点は長所なり。


20位 マツダ・ロードスター(RF、NR-Aを含む)
人馬一体30年。軽量に徹した1.5のもりそば感覚もステキだけれど、RFの天そば感覚も捨てがたい。たぶん日本一つくり手の愛がつまったクルマ。


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