■「積極的に関わる」

「重要なポイントは、子どもが親や家族と積極的に関わっていると感じるようにすることだ」と、ビドウレク氏は指摘する。

 米疾病対策センター(CDC)が今年発表した報告書によると、10代少女の自殺率が2007年~2015年で倍増し、10代少年では同30%増となったという。

 では、親にできることは何か。

 この問いにキング氏は、「子どものことを誇らしく思っていることをしっかりと伝え、取り組みを褒めること。そして子どもと積極的に関わって、宿題を手伝ってあげることだ」と述べた。

 今回の研究は、米アトランタ(Atlanta)で開かれた今年の米公衆衛生協会(American Public Health Association)の年次総会で発表された。(c)AFP