【5月8日 AFP】豪雨のため大規模な洪水が起きているカナダ東部では、7日も雨脚が弱まる様子はみられず、水位は上昇を続けている。カナダ軍は被災地へ派遣する兵士の数を3倍に増員し、住民数千人の避難を進めている。

 ケベック(Quebec)州モントリオール(Montreal)のデニス・コデール(Denis Coderre)市長は非常事態を宣言し、市西部の4地区が極めて危険な状態にあると警鐘を鳴らした。

 ケベック州ではこれまでに130か所の自治体で家屋2000棟以上が浸水被害を受けている。当局は早めに避難するよう住民に呼び掛けている。(c)AFP/Marc BRAIBANT