【11月17日 AFP】超競争社会ともいわれる韓国では17日、大学修学能力試験(日本の大学入試センター試験に相当)が行われ、60万人余りの受験生が人生を懸けた試験に挑む中、全土が「静寂」に包まれた。

 各地では受験生が遅刻しないよう、政府機関や大企業の多くが始業時間をずらし、株式市場も1時間遅れで取引を開始。試験会場近くでは、大型トラックの通行が禁止されたほか、工事現場でも作業が中断された。また、運輸当局は国内全ての空港で、午後のリスニングテストに合わせて30分間、離着陸を禁止した。(c)AFP