【5月26日 AFP】インドの警察当局は26日、ニューデリー(New Delhi)南部で精神に障害のある13歳の少女をレイプし、遺棄した殺人未遂の疑いで、近隣に住む男を逮捕したと発表した。

 この少女は5月18日、人里離れた線路に横たわっているところを地元の住民によって発見された。少女は意識不明で、複数のけがをしていたという。前日に親族の家から行方不明になっていた少女は、救命手術を受け、現在は入院して快方に向かっている。

 事件の捜査に当たっているラジェシュ・クマール(Rajesh Kumar)捜査官はAFPに対し「少女の近所で暮らす住民をレイプと殺人未遂の容疑で逮捕した。少女は精神に障害がある」と語った。

 容疑者は少女をレイプした後、鋭利な物体で少女を切りつけたとみられる。少女は全身に重傷を負っており、クマール捜査官は「胴体や首、局部、四肢にけがや切り傷があった。容疑者は線路に少女を遺棄し死なせようとした」と述べた。

 少女が入院している病院によると、少女の容体は安定しており、引き続き状況を注視しているという。「完全に回復するまでにはまだ時間がかかるだろう」と病院の広報担当者は語った。(c)AFP