【4月1日 AFP】米パデュー大学(Purdue University)の研究チームは3月31日、ジカウイルスの構造を示す近原子レベルの3D画像を公開した。これにより、新生児の先天性異常との関連が疑われるジカウイルスのワクチン開発が加速する可能性があるという。

 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された同大クーン・ロスマン(Kuhn and Rossmann)研究グループの研究結果によると、ジカウイルスはデング熱や西ナイル熱、黄熱、日本脳炎、ダニ媒介脳炎など他のフラビウイルス属のウイルスと多くの点で似ているが、重要な構造上の違いが外殻の突起部分にあるという。(c)AFP