【3月3日 AFP】米地質調査所(USGS)によると、インドネシアのスマトラ(Sumatra)島沖で2日夜、マグニチュード(M)7.8の地震があった。同地域は過去に度重なる地震や津波に襲われており、地元住民らはパニックになって次々と屋外に避難した。

 震源はスマトラ島南西のムンタワイ(Mentawai)諸島から数百キロの地点で、震源の深さは24キロ。インドネシアの気象気候地球物理庁(BMKG)は、海に面する西スマトラの数州に津波警報を出したが、後に解除した。今のところ死傷者や被害は報告されていない。

 西スマトラの主要都市パダン(Padang)では強い揺れが感じられ、パニックが起きた。現地のAFP記者によると住民は家から飛び出し、バイクや車、あるいは徒歩で高台に逃げた。陸上の交通はまひし、通りはパニック状態になったという。

 ムンタワイ諸島はたびたび地震に見舞われており、2010年には地震による津波で数百人が死亡。また、スマトラ島沖で2004年に起きた大地震に伴う津波では、同国だけで17万人余りの犠牲者が出た。(c)AFP