【7月23日 AFP】フランス国民議会(下院)は22日、2050年までに国内のエネルギー消費を半減し、現在75%の原子力発電への依存率を2025年までに50%に引き下げる法案を可決した。

 新法ではまた、2030年までに化石燃料の使用を2012年比で30%削減、温室効果ガスの排出量を1990年比で40%削減することを求めている。

 フランスの原子力発電依存率は世界最高で、原子力エネルギー生産量は世界2位。原子力エネルギーの削減は、2012年大統領選でのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領の主要公約だった。(c)AFP